こんにちは、ファッションスタイリストの神崎りおです。私は「花」をテーマにしたスタイリングを得意としており、クライアントの魅力を最大限に引き出すことに定評があります。
みなさんは、オフィスファッションに花柄アイテムを取り入れたことはありますか?実は、花柄アイテムを上手に取り入れることで、オフィスコーデをグッとおしゃれに格上げすることができるんです。
しかし、オフィスで花柄アイテムを着こなすのは、少し勇気がいるもの。TPOを考えつつ、上品で華やかな印象を与えるバランスを取るのは、なかなか難しいですよね。
そこで今回は、オフィスで花柄アイテムを上手に取り入れるコツをお伝えします。私自身の経験や、スタイリストとしてのアドバイスを交えながら、オフィスコーデに花を咲かせる方法を一緒に探っていきましょう。
オフィスコーデに花を取り入れるメリット
華やかさと女性らしさをプラス
オフィスコーデに花柄アイテムを取り入れる最大のメリットは、コーデに華やかさと女性らしさをプラスできること。無地のアイテムだけでは単調になりがちなオフィスコーデも、花柄アイテムを加えるだけで、ぐっと明るく洗練された印象になります。
特に、女性が多い職場や、接客業など人と接する機会が多い仕事の場合は、花柄アイテムを上手に取り入れることで、好感度アップを狙うことができるでしょう。
好感度アップで人間関係が円滑に
花柄アイテムを着用していると、周囲の人から「素敵ですね」「おしゃれですね」と声をかけられる機会が増えます。そういった褒め言葉がきっかけで、同僚との会話が弾み、コミュニケーションが円滑になることも。
また、花柄アイテムを着用している人は、明るく前向きな印象を与えます。ポジティブなオーラは周囲にも伝染しやすいので、職場の雰囲気を良くする効果も期待できるでしょう。
自分らしさを表現できる
オフィスコーデは、どうしても無難な選択肢に偏りがち。でも、そんな中で花柄アイテムを取り入れることは、自分らしさを表現するチャンスでもあります。
好きな花柄を選ぶことで、自分の個性を主張しつつ、ファッションを楽しむことができます。「自分らしさ」を大切にすることは、仕事のモチベーションアップにもつながるはず。花柄アイテムで、オフィスコーデをさらに楽しんでみてください。
花柄アイテム選びのポイント
オフィス向けの上品な花柄を選ぶ
オフィスで花柄アイテムを取り入れる際は、「上品さ」がキーワード。派手すぎる花柄は、仕事の場には不向きです。あくまでも、さりげなく華やかさをプラスするイメージで選びましょう。
おすすめは、小花柄や抽象的な花柄。シンプルなデザインの中に、花の要素を取り入れたアイテムを選ぶのがポイントです。
また、花柄の色味も重要。オフィスでは、落ち着いた色合いの花柄を選ぶのが無難。ベージュやネイビー、グレーをベースにした花柄なら、オフィスコーデに取り入れやすいでしょう。
花柄の大きさや色味に注意する
オフィスコーデに花柄を取り入れる際は、柄の大きさにも注意が必要です。大きすぎる花柄は派手な印象になりがちなので、小ぶりの花柄を選ぶのがおすすめ。
また、色味も重要なポイント。鮮やかすぎる色味の花柄は避け、パステルカラーや深みのある色味の花柄を選ぶと、上品で大人っぽい印象に仕上がります。
オフィスで浮かないための花柄選びのポイントをまとめると、以下の3点になります。
- 小花柄や抽象的なデザインの花柄を選ぶ
- 落ち着いた色合いの花柄を選ぶ
- 柄の大きさは小ぶりなものを選ぶ
これらを押さえておけば、オフィスで違和感なく花柄アイテムを着こなすことができるでしょう。
さりげなく花モチーフを取り入れる
花柄アイテムを選ぶ際のもう一つのポイントが、「さりげなさ」です。オフィスコーデでは、あくまでもアクセント程度に花柄を取り入れるのが◎。
例えば、花柄のブラウスなら、袖口や衿元だけ花柄になっているデザインを選ぶのもおすすめ。スカートなら、裾に花柄があしらわれているデザインなど、さりげなく花柄を取り入れるアイテムを選ぶと良いでしょう。
小物で花柄を取り入れるのもおすすめ。バッグやスカーフ、ネクタイなど、小物で花柄を持ってくれば、コーデ全体が華やかに見えます。
花モチーフを上手に取り入れるには、TPOを考えることが大切。自分なりのバランス感を持ちつつ、さりげなく花柄を取り入れるセンスを磨いていきましょう。
花を取り入れたオフィスコーデ実例
花柄ブラウス×無地ボトムスの好バランス
オフィスコーデに花柄を取り入れる定番スタイルが、花柄ブラウスと無地ボトムスの組み合わせ。シックなネイビーやベージュ、グレーなどの無地ボトムスに、上品な花柄ブラウスを合わせるだけで、オフィスにぴったりの華やかさを演出できます。
花柄ブラウスを選ぶ際は、襟元がすっきりとしたデザインがおすすめ。また、パステルカラーや落ち着いた色味の花柄を選ぶと、より上品な印象に。
ボトムスは、テーパードパンツやペンシルスカートなど、キレイめシルエットのアイテムを合わせると◎。トップスとボトムスのメリハリをつけることで、スタイルアップ効果も期待できます。
着こなし例:
- ペールピンクの小花柄ブラウス×ネイビーのテーパードパンツ
- ベージュの花柄ブラウス×グレーのペンシルスカート
ワンピースで女性らしさを演出
花柄ワンピースは、一枚で女性らしさを演出できるアイテム。オフィスでも、上品なデザインの花柄ワンピースなら、違和感なく着こなすことができます。
オフィス向けの花柄ワンピースを選ぶなら、膝下丈のAラインシルエットがおすすめ。大きすぎない花柄を選び、シックな色味でまとめると、品良く仕上がります。
ワンピースに合わせる小物は、シンプルなデザインを選ぶのが◎。花柄を主役にした着こなしを心がけましょう。足元は、ベージュやブラックのパンプスなど、ワンピースの色味に合わせて選ぶと良いでしょう。
着こなし例:
- ネイビーベースの花柄ワンピース×ベージュのパンプス
- ボルドーの花柄ワンピース×ブラックのショートブーツ
小物で華やかさをプラス
オフィスコーデに花柄小物を取り入れるのも、おしゃれ度をアップさせる手軽な方法。バッグやスカーフ、ネクタイなど、小物なら手軽に花柄を楽しむことができます。
特に、スカーフは花柄との相性抜群。無地のトップスに花柄スカーフを合わせるだけで、一気に華やかな印象に。スカーフの巻き方を変えるだけで、表情の違う着こなしを楽しめるのも魅力的です。
花柄の小物を選ぶ際は、コーデの主役になりすぎないよう、柄の大きさに注意しましょう。小ぶりな花柄や、シックな色味の花柄小物を選ぶのがおすすめです。
着こなし例:
- グレーのワントーンコーデ×ピンクベージュの花柄スカーフ
- ネイビーのスーツスタイル×ボルドーの花柄ネクタイ
オフィスで花を取り入れる際の注意点
TPOを考えて、シーンに合わせる
オフィスで花柄アイテムを取り入れる際は、TPOを考えることが大切。会議や取引先訪問など、フォーマルなシーンでは、花柄アイテムは控えめにするのがマナーです。
一方、普段のデスクワークや、社内イベントなど、カジュアルなシーンなら、花柄アイテムを思い切り楽しむのもおすすめ。TPOに合わせて、花柄アイテムの取り入れ方を使い分けましょう。
派手すぎず、地味すぎないバランス感
オフィスコーデに花柄を取り入れる際は、派手すぎず、地味すぎないバランス感が重要。花柄アイテムを選ぶ際は、「さりげなさ」を意識するのがポイントです。
全身花柄のコーデは避け、あくまでもアクセント程度に花柄を取り入れるのがおすすめ。また、花柄アイテムと合わせる無地アイテムは、シックな色味を選ぶと、品良くまとまります。
花柄コーデのバランスが取れているかどうかは、全身を通して見ることが大切。鏡の前で、コーデ全体のバランスを確認しましょう。
会社の服装ルールを確認する
オフィスで花柄アイテムを取り入れる際は、会社の服装ルールを確認することも大切。会社によっては、花柄アイテムがNGとされている場合もあります。
服装ルールが明確でない場合は、周囲の人の服装を参考にするのも良いでしょう。上司や先輩の着こなしを参考に、会社の雰囲気に合った花柄アイテムの取り入れ方を探ってみてください。
また、服装ルールを確認する際は、人事部や上司に直接確認するのもおすすめ。TPOに合った服装について、アドバイスをもらうことができるはずです。
まとめ
いかがでしたか?オフィスで花柄アイテムを上手に取り入れるコツについて、詳しくお伝えしてきました。
ポイントをまとめると、以下の通りです。
- 華やかさと女性らしさをプラスできる
- 好感度アップで人間関係が円滑になる
- 自分らしさを表現できる
- オフィス向けの上品な花柄を選ぶ
- 花柄の大きさや色味に注意する
- さりげなく花モチーフを取り入れる
- TPOを考えて、シーンに合わせる
- 派手すぎず、地味すぎないバランス感を意識する
- 会社の服装ルールを確認する
オフィスコーデに花柄を取り入れることで、いつものコーデをグッとおしゃれに格上げすることができます。でも、TPOを考えることを忘れずに。会社の雰囲気に合った、上品な花柄アイテムを選ぶことが大切です。
私自身、オフィスコーデに花柄を取り入れることで、仕事への意欲がアップした経験があります。好きな花柄アイテムを身につけることで、自然と笑顔になれる。そんな前向きな気持ちは、仕事にもきっとプラスの影響を与えてくれるはずです。
みなさんも、ぜひオフィスで花柄アイテムを取り入れて、お仕事を楽しんでみてくださいね。今日も一日、素敵な花柄コーデで、笑顔いっぱいに過ごせますように。